アマチュア無線機

先日、長年愛用していたアマチュア無線機を買取に出しましたが、古い無線機を売ると、その無線機と共に過ごした時代を思い出します。

もう十年も前からですが、アマチュア無線をやっているというと「盗聴とかやってるんですか」といったネガティブな感想が真っ先に出ることが多いのです。

なぜでしょうか。
今から30年ほど前までは、警察無線はアナログの電波で交信され、それはまさに日本のアマチュア無線の144MHZ帯のすぐ上にありました。

その警察無線の使っていた周波数は海外においてはアマチュア無線に使われることもあり、その各国向けへの造り分けはメーカーは、内部のジャンパ線やダイオードのみで行っていました。

そこに目をつけたマニアはこぞって警察無線が傍受できるように自らの無線機を改造したのです。

そのころ無線の傍受などを専門的に扱った雑誌が堂々と刊行され、少しハンダゴテが握れるようなユーザーは雑誌に掲載の改造マニュアルなどを見ながら警察無線が聞こえるように改造しました。

また、どれだけアマチュア無線以外にバンドが広がるかが無線機の売り上げを左右するようになったのがこの頃です。

ここで登場するのがマランツC500。

カタログ上は144/430MHZ機として登場したものの、その両バンドが拡張するのみならず、所轄系の電波である380MHZ台までの受信まで可能でした。

やがて各メーカーの無線機とも、」アマチュア無線に直接関係のない周波数帯まで受信できるようエスカレート。

勿論カタログには何の表記もないこの機能は、某マニア雑誌と店頭と無線の交信上での口コミでのみ広がって言ったのです。

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